「女子会プラン」ヒットの秘密はこだわりのアメニティー

「女子会プラン」ヒットの秘密はこだわりのアメニティー

▲乳液や化粧水、ボディーマッサージクリームなど、女性従業員が厳選したアメニティグッズが評判となり、「女子会プラン」の利用客が増加した。

さまざまな業種の企業が「女子会ビジネス」に参入している。特に活発な業種の一つがシティーホテルだ。中でも女性向けのプランを積極的に打ち出している新宿プリンスホテルの管理支配人の高木邦男氏、事業戦略マネージャーの亀岡信二氏、企画部の宮田裕志氏にお話を伺った。

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「私どもでは、女子会で大いに盛り上がった後に、まだ話し足りない、または終電を気にせずにおしゃべりしたいという女性グループ向けの『女子会ステイプラン』と、仕事を頑張った女性にリフレッシュしていただく『自分にご褒美 レディースプラン「For me」』という、二つの女性向けプランをご用意しています」と語るのは、入社2年目の宮田氏。
さまざまなホテルが女子会プランを打ち出す中、新宿プリンスホテルとして差別化するために力を入れたのがアメニティーだ。「女子会ステイプラン」では、宿泊の準備がなくても女性が安心して泊まれるように、乳液や化粧水など1回分のコスメセットを用意。「For me」では、タイのアロマブランド「THANN(タン)」のコスメがセットになったポーチという、プレミアム感のあるパッケージとなっている。
これらのアメニティーが評価され、特に「女子会ステイプラン」では、連泊で利用する滞在客も多いという。「女性が本当にうれしいサービスやアメニティーとは何か?」を女性目線で考えてプランを企画しているのだ。

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社内活性化のカギを握るプリンスリボンチーム

社内活性化のカギを握るプリンスリボンチーム

▲終電を気にせずガールズトークに花を咲かせる女子会プラン利用客。新宿プリンスホテルでは数ある宿泊プランの中でも特に女性向けプランに力を入れている。

女性に支持される「女性目線の女子会プラン」と一口に言っても、どのようにそれを作り上げたのだろうか。「女性社員だけで構成された『プリンスリボンチーム』というのがありまして、このメンバーが中心になって企画しました。彼女たちが自ら、アメニティーを探して20社くらいから取り寄せ、今回のプランのアメニティーを選びました」と宮田氏は語る。

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リボンチームの「リボン」は「リボーン=再生」という意味があり、生まれ変わって新しいものを生み出していこうというもの。また、「リボン=結びつけるもの」という意味もあり、このネーミング自体もチームのメンバーたちが考えたものだそうだ。単に「リボン=女性らしい」というイメージにとどまらないネーミングの通り、リボンチームの活躍は多岐にわたる。例えば事業所全体のモチベーションを高めるために、内部スローガンをプリンスリボンチームで打ち立てた。今年は「すべてをチャンスに」という言葉の下に従業員の結束を図っている。
さらに、「ES(従業員満足度)向上のための活動も行っていて、人事制度に関することから社員食堂のメニューまで、女性目線での提案をしてもらっています」(高木氏)という。今回、プランの一つで採用した「THANN」というブランドは、宮田氏を含めてほとんどの男性社員が知らなかったそうだ。「流行に敏感な人たちが多いので、私たちが知らないようなブランドを見つけてくる。やっぱり、女性には女性目線が大切です」と亀岡氏はその意義を強調した。

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