金融業界でPRすべき点 「ボーナス直後の転職」大作戦
「ボーナス直後の転職」大作戦〜業界によってここまで違う!役員にたどりつく職務経歴書と通る面接 FILE.1 〜強調すべき、PRすべき点はここ!―業界別、職務経歴書KNOWHOW
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「自分のプレゼンツールとして職務経歴書を書く」のは定石。でも「人事担当」だけにプレゼンするのは間違い。某企業の現場Mgr.からは「時間がない中で人事から“見てね”と20人分渡されるんです。1人あたり5分くらいで目を通して合否を決めますね」という声も。しっかりPR、でも簡潔に。そんな難題をくぐり抜ける職務経歴書のすべてをご紹介します!
応募要項には経験3年以上と書かれていたが、高村氏(仮名)は2年目にして転職成功。その秘けつは職務経歴に「○×案件にて不動産評価・価値付けを含め入り口から出口まで任され、最短となる入社半年で200億円の融資を実行」と具体的な数字を出してアピールしたことがあげられる。
しかし、融資交渉の実行や融資の返済、回収の可否を判断できることや海外留学経験による語学力を示しつつも、「書類上部にPRしたいポイントがまとまっている」など書類上に工夫があったわけではなく、あくまで「職務経歴」の欄にすべて入っている形式だ。
「所属していた企業にマーケットバリューがあれば、書類上で小手先の技は不要。“あそこいい仕事しているよね”という業界の共通認識があるからです。知名度がなければ収益をどれだけあげていたかしっかり書くだけです」(株式会社コトラ・大西氏)。結局はディールベースで語られることが多いのが金融業界の常なのだ。
金融業界を専門に200社との取引実績を持つ人材エージェント大西氏(株式会社コトラ/代表取締役)は続けて言う。「ファンドなら投資家と5年、10年付き合うスタイルですが、投資銀行のような仲介業者は短期的。外資系なら特に短期的な雇用で“今あるディールをこなしてチームの収益をあげてくれればそれでいい”という極めて強いアウトプットを求めるカルチャーが多いのです」
つまり企業名やディール、専門分野とあくまで実績を連ねるのが有効。ピンポイントで経験が合致すれば高村氏のような転職もできる。「需給のバランスはあります。不動産ファンドは、昨年なら未経験でも可能性がありました。今はもう経験者が市場に出回っていますが」。人気企業でもこれから業容拡大を見込む分野で経験を転用できるかを証明すれば可能性はある。









