意思決定のスピードを生む、スモール・スタート
「恋人と職場選びは妥協が大切」と思っているアナタ。
高い理想を求めることは、決して悪いことではないんです。
夢のようなオフィスでイキイキと働くオフィスワーカーが急増中です!
オフィスの一画に設けられた社員専用のキッズルーム。ウレタンマットが敷かれたガラス張りの空間は、安心して仕事に集中できるだけでなく、「働く姿を子供に見せたい」という親の願いも実現した。
こうした社員の生の声を収集するには、システムではなくコミュニケーションが最も有効な手段ととらえている。社員総会や朝礼、懇親会といったフェイスtoフェイスのコミュニケーションから、メールマガジンの配信などWebを使った情報共有も行っている。現在、SNSの立ち上げ準備を進めており、3月のカットオーバーへ向けてテストランを開始した。
仕事と私生活を共存させるため、個人にフィットしたワークスタイルを提案するトライアンフ。通勤に要する時間に大きなロスを感じている社員には、オフィスから30分以内の場所での暮らしをサポート。仕事やスキルアップのための時間を確保できるよう、1カ月3万円の「特別住宅手当」を支給している。
また、外資系企業などを担当するコンサルタントが一定以上の成果を収めた場合、「外資プロフェッショナル手当」を支給。英会話スキルの向上へのモチベーションを持続させている。マネジメントよりプロフェッショナル志向が強い社員のキャリアアップとして、シニアクラスを対象に「プロフェッショナルサービス」というポジションを用意。専門性を身に付けるための、いわばコンサルタント育成コースである。
経営陣や社員同士の距離を縮めるためのツールとして、「とらいあんふ通信」と名づけられたメールマガジンを水曜と金曜の週2回配信。事業規模が拡大するに従ってコミュニケーションが希薄になることを危惧(きぐ)し、2007年4月より継続的に行われている。こうした取り組みは、「企業は人」であるという理念に基づき、社員満足度の向上こそが高いソリューションを生み出すと考えられたものである。
- 入社して知った思わぬメリットは?
- 女性にとってうれしい制度(育児休業・短時間勤務など)が、実際に活用されていることですね/管理職・28歳女性
- 働き方や私生活にどんな変化が生まれた?
- 入社2年後に結婚したのですが、短時間勤務のおかげで家事と仕事を両立しています/一般事務・29歳女性
- 自慢できる点は?
- 会社の成長に合わせて、環境や制度が成熟していくのを実感。社内にキッズルームがつくられたのには驚きましたけどね(笑)/コンサルタント・31歳男性







ワーク・ライフ・バランスを実現するためには、制度確立までのスピードが重要となるケースもある。以前からもトライアンフでは、出産を迎える社員に対して産休や育児休暇を用意していた。しかし社員の中には、早い時期から職場復帰したいと考えているものの、勤務時間がネックとなりあきらめている者がいたことが分かった。社員の声は、「短時間勤務制度」として即日決定された。それと同時に、社内にキッズルームが設けられ、会社に子供を連れてくることも可能にした。
精度の高い仕組みを構築しようと考えると、その準備に膨大な時間を消費してしまう。トライアンフではファーストアクションを優先し、トライ&エラーを繰り返し、ブラッシュアップしながら制度として確立させていく手法を取ることでレスポンスを高めている。