大企業向けの能力って?キャリアカウンセラーに素朴な疑問をぶつけました「人気企業の入り方」特集-MSN転職・アルバイト-
藤堂氏は次のように指摘する。
「企業風土もそれぞれです。商社の例でいっても、江東区の某大手商社など、毎朝7時半から早朝会議を義務付けられており、幹部は全員その時間から働いています。外資系も革新的なイメージを持たれがちですが、フレックスタイム制の導入など意外と国内資本の古い会社の方が新しい制度の導入には積極的だったりもするのです」。
日立製作所や、昭和4年創業の沢井製薬が“未来の福利厚生制度”といわれるカフェテリアプランを導入するなど、確かに“大企業だからこう”というものではないよう。
「昔は、大企業は忠誠心のある人、品行方正、成績優秀な人を採用する傾向がありましたが、最近は大企業でも年功序列制度、終身雇用制度が崩れつつあり、必ずしもそのような人柄は重視されていません」
とは松本氏。松下電器が大企業病を避けるために、中小企業の集合体へと組織体制を変革するなど、いまや大企業と中小企業の違いもなくなりつつあるのかもしれない。
「某大手電機メーカーでは、基本的に採用はすべて自社Webサイト経由。人材紹介会社を経由する場合でも、応募者がWebサイトから自身で応募し、紹介会社経由であることを記述するという方式を採っています。知名度の高い大手企業を中心に、自社Webサイトをメインに採用する企業が増えているのではないでしょうか」
と松本氏。Webサイトでの求人と紹介会社の関係について、原田氏も次のように言う。
「某大手出版社のある求人案件では、書類選考通過率が“ホームページ等を介した公募”では約1%、“人材紹介会社経由”では約25%でした。これは“同じ人材であっても後者が有利”ということではなく、人材紹介会社がしっかりと企業の求める人材像を見極められていることの裏付けです。企業が人材紹介会社を活用するのは、多数の応募者が予想される求人案件での書類選考の煩雑さやそれにかかるコストを削減するためでもあります」。
応募の多い人気企業の都合を考えれば、コストのかかる求人を避けたり人材紹介会社を介するのも納得のいく話。まめな情報収集や紹介会社への登録が有効な手段と言えそうだ。
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株式会社CEAFOM
常務取締役 松本哲郎氏ソニー株式会社外国部、国際通商業務室長(ITA)、半導体営業本部海外営業統括部長、国内営業統括部長、国際調査部統括部長、ベンチャービジネス統括部主席、ソニー・ヒューマンキャピタル株式会社シニアコンサルタントを歴任。
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株式会社A・ヒューマン
藤堂 誠氏株式会社ヤナセ本社にてメルセデス・ベンツ事業部営業課長、自動車事業本部統括部マネージャー、自動車業務本部部長代理、またシトロエン・ジャポン株式会社では、創立に参加し営業本部長を歴任。現在は産業・流通部長兼エグゼクティブコンサルタント。人材協認定シニアコンサルタントでもある。
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株式会社クリーク・アンド・リバー社
原田和成氏大手百貨店の販売促進部門を経て、日本上陸直後の日本トイザらス株式会社にてマーケティング・CSR・店舗運営に約12年間携わる。広告・流通業界に造詣が深い。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。






